FXのトレーリングストップとは何かを初心者向けに解説。基本的な仕組みや逆指値注文との違い、メリット・デメリット、トレーリング幅の決め方、MT4・MT5で利用する際の注意点までわかりやすく紹介します。
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
※便利なページ内検索の方法はこちら ⇒ ページ内検索の方法

FXの注文方法を調べていると、「トレーリングストップ」という言葉を目にすることがあります。
「トレーリングストップって何?」
「普通の損切り注文と何が違う?」
「どういう場面で使えばいいの?」
と疑問に思う方も多いでしょう。
結論として、トレーリングストップとは、相場が有利な方向へ動くのに合わせて、損切りの基準となる価格を自動的に追従させる仕組みです。
利益を伸ばしながら、相場が反転したときには一定の利益を確保するために活用できます。
ここでは、FXのトレーリングストップとは何か、基本的な仕組みや使い方、メリット・デメリット、利用するときの注意点について初心者向けにわかりやすく解説します。
トレーリングストップとは、
👉 相場が自分に有利な方向へ動いたとき、設定した値幅を保ちながらストップ価格を追従させる仕組み
です。
「トレーリング(Trailing)」には「追跡する」「後をついていく」といった意味があります。
通常の逆指値注文では、一度設定したストップ価格は基本的に自分で変更しなければなりません。
一方、トレーリングストップを利用すると、相場の値動きに合わせてストップ価格を引き上げたり、引き下げたりできます。
例えば、米ドル/円を150.00円で買ったとします。
トレーリング幅を「1円」に設定した場合を考えてみましょう。
相場が、
150円→151円→152円
と上昇していけば、それに合わせてストップ価格も上方向へ移動していきます。
その後、152円から相場が反転して一定の値幅まで下落すると、ストップ注文が執行されます。
重要なのは、
👉 相場が有利な方向へ動いた場合には追従しますが、不利な方向へ戻ったときにストップ価格まで元に戻るわけではない
という点です。
この仕組みによって、利益を伸ばしながら反転時の利益確保を狙えます。
トレーリングストップと通常の逆指値注文の大きな違いは、
👉 ストップ価格が相場に追従するかどうか
です。
通常の逆指値注文では、例えば149円に損切りを設定した場合、自分で変更しない限り基本的には149円のままです。
トレーリングストップでは、相場が有利な方向へ進むと、それに合わせてストップ価格も移動します。
そのため、当初は損失を限定する目的だったストップ価格を、相場の上昇に合わせて利益を確保する位置まで移動させることも可能です。
トレーリングストップには、主に次のようなメリットがあります。
利益を伸ばしやすい
最初から利確価格を固定する必要がないため、強いトレンドが続けば大きな値幅を狙える可能性があります。
利益を確保しやすい
含み益が増えるにつれてストップ価格も移動するため、相場が反転した場合でも利益を残せる可能性があります。
チャートを見続ける負担を減らせる
手動で何度もストップ価格を変更する必要がなくなるため、利益確定の管理を効率化できます。
感情的な判断を減らせる
「もっと上がるかもしれない」「もう少し待とう」といった感情による判断を減らし、あらかじめ設定したルールに沿った決済をしやすくなります。
便利なトレーリングストップですが、必ず利益を増やせるわけではありません。
代表的なデメリットが、
👉 トレーリング幅が狭すぎると、わずかな値動きで決済されてしまう
ことです。
FX相場は一直線に上昇・下落するわけではありません。
上昇トレンドであっても、一時的に価格が下落してから再び上昇することがあります。
トレーリング幅を狭く設定しすぎると、このような通常の価格変動だけで決済され、その後の大きなトレンドを逃してしまう可能性があります。
反対にトレーリング幅を広くしすぎれば、相場が反転したときに含み益を大きく減らしてから決済される可能性があります。
トレーリングストップを利用するときに重要なのが、
👉 どのくらいの値幅を設定するか
です。
適切なトレーリング幅は、
などによって変わります。
そのため、「○pipsに設定すれば必ず正解」というものではありません。
直近の高値・安値や平均的な値動きなどを確認しながら、自分のトレードルールに合わせて設定することが大切です。
トレーリングストップは、
👉 一方向へのトレンドが続いている相場
と相性の良い方法です。
例えば上昇トレンドで買いポジションを保有している場合、価格上昇に合わせてストップ価格を引き上げながら利益を伸ばせます。
一方、狭い範囲を上下するレンジ相場では、一時的な値動きによってストップにかかりやすくなる場合があります。
相場状況を確認したうえで利用することが重要です。
トレーリングストップはスキャルピングでも利用できますが、設定には注意が必要です。
スキャルピングは数pips程度の小さな値動きを狙うことも多いため、トレーリング幅を狭く設定すると、相場のわずかな変動だけで決済される可能性があります。
また、
なども取引結果に影響します。
短期売買では特に、トレーリングストップを設定すれば自動的に利益を伸ばせると考えないことが大切です。
MT4やMT5でトレーリングストップを利用する場合は、通常のストップロスとの違いに注意しましょう。
一般的なMT4・MT5のトレーリングストップは、
👉 取引プラットフォーム側で動作する機能
です。
そのため、利用環境によってはMT4・MT5を終了したり、インターネット接続が切れたりすると、トレーリングによる追従が停止することがあります。
一方、すでにサーバーへ送信されたストップロス自体は残る場合があります。
利用しているFX会社や取引ツールによって仕様が異なる可能性があるため、実際に使用する前に確認しておきましょう。
トレーリングストップを利用するときは、
といった点が重要です。
特に重要な経済指標の発表前後などは相場が急変することがあります。
ストップ注文を設定していても、急激な値動きによって希望した価格と実際の約定価格に差が生じる可能性があることも理解しておきましょう。
FXのトレーリングストップについて整理すると次の通りです。
トレーリングストップは、利益確定のタイミングを完全に固定せず、トレンドが続く限り利益を伸ばしたい場合に役立つ機能です。
ただし、設定する値幅によって結果は大きく変わります。
相場のボラティリティや自分のトレードスタイルを考慮しながら、通常の損切り注文などと組み合わせて活用することが大切です。
FXやるなら海外FXの「XM」がおすすめ。
XMは口座開設ボーナスのみでも取引できるので0円から始められます。

佐々木貴之、40代。
地方の大学を卒業後、20代後半にFXを開始。30代中盤より、海外FXの魅力に目覚め、その道を追求。