FXのレバレッジ100倍をわかりやすく解説。国内25倍規制との違い、必要証拠金の計算例、メリット・デメリット、安全に使うための実践ルールを紹介します。
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FXの魅力の一つが「レバレッジ」です。なかでも「100倍」は資金効率を大きく高められる水準として注目されています。しかし、同時にリスクも跳ね上がるため、仕組みと注意点をしっかり理解しておく必要があります。本記事では、国内25倍規制との違いや必要証拠金の計算、安全に使うための実践ルールを詳しく解説します。
日本では金融庁の規制により、個人口座のレバレッジは最大25倍までと定められています。
EUではESMAの規制により主要通貨ペアは最大30倍、その他は20倍以下に制限。英国でも同様の規制が適用されています。
したがって、100倍のレバレッジは日本やEU・英国の規制外で提供される水準であり、主にオフショア業者や一部の海外FX会社が提供しています。
計算式は以下の通りです:
必要証拠金 = 取引額 ÷ レバレッジ
例:USD/JPYを1ロット(10万通貨)取引する場合
名目取引額:150円 × 100,000通貨 = 1,500万円
レバレッジ100倍:必要証拠金 = 1,500万円 ÷ 100 = 15万円
レバレッジ25倍:必要証拠金 = 1,500万円 ÷ 25 = 60万円
また、USD/JPYの1pips(0.01円)の値動きは約1,000円。
50pips逆行すれば約5万円の損失となり、証拠金の大部分を失う可能性があります。
日本のFX業者では、証拠金維持率が一定水準を下回ると強制ロスカットが行われます。
EUでは「証拠金50%で強制決済」というルールもあり、規制外の業者では各社ごとに異なるルールを採用しています。利用する業者の約款を必ず確認しましょう。
メリット
少額資金でも大きな取引が可能
分割エントリーやポジション調整がしやすい
資金効率が大幅に向上する
デメリット
含み損が一気に拡大しやすい
強制ロスカットにかかるリスクが高い
精神的プレッシャーが強まりやすい
名目上の「100倍」と、実際のリスクは異なります。
実効レバレッジ = (現在レート × 通貨数量) ÷ 有効証拠金
ポジションを持ちすぎると実効レバレッジは急上昇します。目安として常時10倍以下に抑えると安定しやすいでしょう。
1回の損失は口座資金の1〜2%以内に抑える
必ずストップロス(損切り注文)を設定する
一度にフルロットを持たず、分割で建てる
証拠金維持率と実効レバレッジを常にチェックする
業者の追証・ロスカット条件を事前に確認する
相性が良い:スキャルピングやデイトレードなど短期取引(損切り幅を小さく管理できる場合)
相性が悪い:ナンピン前提や長期保有、ニュースイベント跨ぎ(急変動で損失が膨らみやすい)
国内は25倍まで、100倍は海外FX業者など規制外の環境で提供される
証拠金計算を理解し、実効レバレッジを常に管理することが必須
1〜2%ルール、損切り設定、分割エントリーを徹底すればリスクをコントロール可能
無計画に使えば口座資金を一瞬で失うが、正しく使えば資金効率を最大化できる
100倍レバレッジは「諸刃の剣」です。必ずリスク管理を前提に活用しましょう。
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佐々木貴之、40代。
地方の大学を卒業後、20代後半にFXを開始。30代中盤より、海外FXの魅力に目覚め、その道を追求。